先週はタイの正月休みだった。ご存知の方も多いと思うがタイには正月が3回ある。1つは1月1日、2つ目は2月、中国系の人たちが祝ういわゆる旧正月、そして3つ目がタイの暦での正月で、ソンクランとよばれる。企業のお休みは大体ソンクランが一番長い。今年は、4月13,14,15日の火、水、木が祝日だったので多くの人が月曜か金曜を休んで、6連休とか両方休んで9連休とかにした。このころから暑さが本格的になるので、昔からソンクランには道行く人にだれかれかまわず水をぶっ掛けて正月を祝う、という習慣がある。水かけ祭りとも言われるが昨今、この水かけに水を差す事件が増えている。たとえば、高性能水鉄砲。数年前より安くてちゃちぃのだが水の出る勢いがハンパではない大型パイプ型の水鉄砲がソンクランで若者に使われだし、目への水の直撃で失明する事件が頻発、昨年より水鉄砲禁止となった。また今年は、水かけイベントの中心的観光地になった外国人バックパッカーの溜まり場(カオサンロード)で、 水を防ぐため窓を閉め切った状態で観光渋滞にはまったスクールバスが、暑さと酸欠で乗っていた子供たちが集団で入院する、というのもあった。
このような水の事故から逃げるためと、国内は休日料金だが海外は平日料金でしかもガラすきなので海外旅行に行こう、と近場のシンガポール、そしてマレーシアのB級リゾートアイランド、Tioman島に家族で行った。Tiomanは行って見ると、B級であるはずだったのに少し良すぎた感がある。島リゾート経験の未熟な人ならA級に思えるかもしれない。まぁ、このような掘り出し物的リゾートが時々見つかることが、B級狙いの醍醐味ともいえるだろう。海もプールもゴルフもたっぷり楽しんで帰ってきた。
シンガポールではかーちゃんのたった半日の買い物で私は唸らされた。よって、思い出の写真は島のではなく、シンガポールの買い物シーン。何も知らぬ息子の笑顔が私をまた泣かせる。
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