フカヒレが食べられなくなってしまうかもしれない決議をされた、前回お伝えしたワシントン条約締約国会議のバンコクでの開催に続き、また、バンコクにて世界自然保護会議が開催されている。自然が多すぎて一般にはあまり自然保護に関心のないタイで立て続けにこの手の会議が行われるのも不思議であるが、やはりバンコクをアジア有数の国際会議開催都市にしたい、というタイ政府の誘致活動の成果が上がっているようで、国際会議はとにかく多い。
今日はその会議内容よりも、一般企業の駐在員への影響について述べたい。例えば今回世界各国から3000人が参加、ということらしいが、そうすると普段利用している出張者用のホテルが満室で取れなくなることが多く、ホテル予約を依頼される現地駐在員は結構あせるのである。バンコクには腐るほどホテルはあるが、9割は安いホテル。やはり国際会議に主席される方々は5スター、4スターに集中する。日本からの出張者も5スターや4スターのホテルを当然のように期待される。5スター番付でも日本円で1万円以下のホテルもあるので、高級ホテルを希望されるのも無理はない。でも、国際会議や国際展示会などと重なると普段利用しているホテルが軒なみ取れなくなる。結局どこかの高級ホテルには落ち着くのだが、普段使わないホテルだと会社までの迎えや道案内とかが普段と異なり、面倒なのよ。慣れない場所のホテルに出張者が泊まると。
だから、国際会議もほどほどにしてほしいな、というぼやきでした。あるいは出張者もほどほどに? 終わり。
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