Tokumo Bangkok Times - 地上の楽園！ タイ・バンコクで吠える

いよいよ、反タクシン・デモがピークか

長らく放置しておきながら何気なくエントリーするが、3月29日、30日と反タクシン首相のデモがピークを迎えた。これ以上は盛り上がらないだろうと思うくらいの数の人がショッピング街の中心に集まったようだ。このまま爆発も流血もなく、オチャラケ選挙日を迎えてほしいものだ。外国人である私には選挙権は当然ないが、この前代未聞の野党ボイコット選挙の結果がどうなるのか、その結果を受けて与党、野党、国民がどういう反応をするのかが心配だ。最善の場合は、タクシン・愛国党が50％以上の得票を得て、堂々と勝利。あるいは、野党側が支持され、「適正候補者なし」に丸をして投票した人が50％以上いて、文句なく野党の勝利。最悪の場合がその中間で双方、選挙を無効だ、有効だ、と騒ぎだし、法に基づいて行われた選挙が結果的に無意味なものになってしまうことだ。そうなると政治の空白が起こり、経済が悪化し、わが社にも悪影響を及ぼしかねない。

危険ではあるのだが、こういう訳のわからない事態に簡単になってしまうタイの国民性が好きだ。

怖いよ、日本の冬

久々だ。書き込みも久々なのだが、それより何より長らく経験していなかった日本の冬に出張することになってしまった。今回バンコクに赴任してからずっと、冬の日本出張はなんとか避けられてきたので、４年ぶりに東京の冬に飛び込むことになる。こともあろうにこの冬は大変な寒さらしいではないか。なにを隠そう、冬が嫌いで夏が好きだからバンコクで働くことを選んだようなものだから、この出張はつらいよなぁ。でも、サウナに入った後冷水風呂に入るようなもので、毛穴が引き締まって緊張感が増して時には必要なのかもしれない。

ただ、ちょっと困っている。冬服がなかった。冬用ビジネススーツはもとより、セーターとかも全部日本のトランクルームに預けっぱなしだ。順調に体重は増えており４年前の服などどうせ入らなくなっているとは思うが、ちょっともったいなかったな。２－３日分はタイに持って来ておくべきだった。不退転の覚悟で日本を出てきたから、冬服なぞ持って行ってどうする、と当時は思ったのだが、一時帰国もしないつもりではなかったのだから、少しは持ってきておくべきだった。

おかげで週末に冬服のお買い物に行くことになってしまった。バンコクでも売ってないわけじゃないからね。タイ人だって世界中に行くんだから。さらにタイの防寒服は旅行用だけではなくて、冷房ギンギンのオフィスで働く際にもカーディガンとかブルゾンとか着る人は多いので、何気なく普通に売っているのだ。

いざ、ワレはタイ製の冬服で果敢に日本の冬に挑む。

これから増える？ タイの鳥インフルエンザ

タイで１３人目の鳥インフルエンザによる死者がでたようだ。そして、これから乾季になると一層流行の可能性あり、とのこと。気をつけましょう。といっても、なにをどうすりゃいいのかわからんもんなぁ。

そこで、タイ航空が鳥インフルエンザの感染防止策　“Most Hygienic In-Cabin Environment programme”　を発表した。何をするのかと思ったら、機内や空港ラウンジの掃除消毒、空気清浄器のエアフィルターの交換だそうだ。

これでもう安心。きっとタイの鳥インフルエンザは撲滅されるはずだ。んなわけねーだろ。

生まれて初めて死ぬかと思った

先日ちょっとだけ書いて、日本のお友達から「なにそれ、大丈夫？」と心配の声をかけていただいた、私の交通事故についてお話しよう。
あれは2ヶ月前、ゴルフの帰りだった。いつものように日曜日のゴルフでは運転手は使わず、自分で運転していて、同乗者なしだった。ゴルフは散々な結果に終わり、ワレながら上達しないゴルフの腕前に落胆しつつ、帰路を急いでいた。ゴルフ場から一般道を20分ほど走り、高速に乗る入り口に向かった。そこは、本来一般の人が使う高速入り口ではなく、トラックターミナルの中にある入り口と出口が隣接し、しかも入り口、出口の周りは道のない広場のようなある種無秩序な業務用入り口のようなもので、きわめてわかりにくい出入り口であった。しかしそこから入るとかなり近道になるため、いつも利用していた。そしてその日もいつものごとく、その高速入り口に入るためぐるっとUターンをし、入路に向かった。そのとき、入路に隣接する出口に向こうから大型トレーラーが近づくのが見えた。私は右側の入り口に左方向から入る体制となっていた。出る車はほとんど出てきて左側に回る。すなわち、私はそのトレーラーを左に見つつ、右側へ、トレーラーは私から離れるように左側に回っていく、という...はずだった。

昆明に行くぞ！

突然だが、明日から社員旅行で中国雲南省の昆明に行くぞ。1昨年の北京、昨年のチャン島とおなじく家族も一緒に行く。昆明の風景は相当気持ちいいらしいので楽しみだ。でも、また昨年、1昨年とおなじくタイ人に囲まれて行く格安ツアーだから、つらい思いもするだろう。でも、がんばれ息子よ。きっと石林をみたら感動するぞ。
詳細は帰ってきたら報告しよう。

広島-バンコク直行便就航、バンザイ

いやいや、１ヶ月半のご無沙汰でした。とにかくこの１ヵ月半はいろいろあって、ブログのことをすっかり忘れていました。交通事故、家族の日本帰国、そして、仕事では構想３年準備１年のプロジェクトがついに本番を向かえ無事終了したことなど。落ち着いたら少し振り返って書きましょう。
で、８月も終わりになり、２００５年８月の書き込みがゼロになることに気づいたので、とりあえず出席を取るだけのごとく、しょうもない話を書きます。

なんと私の故郷広島とバンコクの間をバンコク航空が年内に就航することになるという。えらいぞがんばれバンコク航空！
これで、田舎のじじばばも来やすくなるし、ウチの息子も里帰りしやすくなる。これまでは、広島から関空か博多か東京かのいずれか経由で来るしかなく移動にはまる１日あるいは１日前に経由地に宿泊などのこともあった。これで半日で行き来できる。もっとも故郷に帰る予定はしばらく無いのだが。

タイ南部のテロ、非常事態布告

えーっ。そうなの？和解の方向にいけるのではと思っていたのに…。
ロンドンの同時多発テロの後、タイ南部でもまねをするかのように当時多発爆弾テロがあり、５名が死亡した。これをきっかけにタイ南部が戒厳令よりも深刻な非常事態布告された。バンコクには直接の影響は全然感じられないが、困ったものだ。
かたやバンコクではタクシー強盗、路上強盗、詐欺などの被害が続出しているとの日本大使館からのスポット情報もたびたび出ている。
タイに旅行、仕事で来られる方、ご注意ください。この外務省サイトの「ツア・コン大沢ちえり（ってか誰？）のバンコク安全対策ガイド」をご覧になり、楽しいご旅行を。

すぐわかる、バンコク屋台のブログ

この前、屋台についての話を書いたが、今日たまたまバンコクにいらっしゃる皆さんに是非お勧めのブログを見つけたので、ご紹介したい。
おそらく日本人であろうvwgolf93さんの書く、今年５月末から始まったブログだが、ここの初号５月３０日から６月１６日までの「タイでの生活（屋台－XXXX）」シリーズが感動的にすばらしい。

「タイでは道端の屋台で気軽にXXXXが食べることが出来ます。」とお決まりのせりふから始まり、極めて簡潔に、屋台のメニュー、食べ方などが初心者に親切に書いてある。短いのですべてを３０分で読破でき、もう今日からあなたもタイ屋台の通になれる。通算６年もタイにいても、炒め物系屋台では注文ができないので敬遠していた私も、このブログの６月１日の記事をプリントしておけばもう大丈夫、憧れの炒め物系屋台に明日から堂々と座れる。

この簡潔さと、タイ語-日本語翻訳の正確さは、影にネタ本（あるいはタイ人アドバイザー？）があると想像されるが、それもここまでシンプルで解かりやすくはないはずだから、やはり筆者のセンスでしょうね。私など、ずるずる長く解かりにくくなってしまうので反省。
たくさんタイ関連ブログはありますが、これはタイ在住者、旅行者、特に貧乏系の方のニーズに秀逸のブログですね。今後も継続して使えるネタを提供していただきたいです。感謝。

ホントにバンコクから屋台が消えるのか？？

今日から、バンコクでは毎週月曜日だけ路上での屋台は営業禁止の条例が施行されるらしい。継続するかどうかわからないが、いつかなくなると言われて久しいレストラン内での禁煙の法律ももう２年も続いており、かつてほどなしくずしになる可能性は低い気がする。
屋台制限の理由は、衛生的でない、美観を損ねる、交通の邪魔、マフィアの資金源断絶、などだろうが、歩いていて掘り出し物を見つけたり、おなかがすいたときにちょっと食べる、という利用シーンを思い出すと、捨てがたくポジティブな面が多い。たしかに歩く際に邪魔ではあるのだが、本当に歩きづらくしているのはボコボコに穴の開いた歩道のブロック舗装であり、市政にはそちらを先に直して貰った方がはるかにありがたい。

朝通った道では、土日、昼間は屋台が出ないところなので、さほど変化は気にならなかったが、月曜だけこれまでとうって変わった風景になるところはカオサンだけでなくいたるところにある。屋台の側も生活が変わるだろうが、買う側の生活にも影響はでる。タイでは自炊をせず屋台で帰り際におかずを買って帰る家庭も多い。路上の台所である。当社の社内でも夕方になると家庭的なにおいのするビニール袋を手に揺らして帰る社員が残業社員の帰りたい気持ちに鼻から揺さぶりをかける。

仕事で撮影ロケにいく際、海でも山でも田舎でもオフィス街でも、撮影隊の行く先には必ず屋台のおばちゃん軍団がついてくる。さすがに手押し屋台ではなく、自動車屋台だが、１週間以上でも毎日違う料理を朝昼晩出し続けられる素材と装備を格納した、いわゆる食料補給部隊である。生存者がいる限りどこにでもついてくる。これぞユビキタス・サービスの典型である。
今回の条例は「いつでもどこでも」の屋台のユビキタス性から「いつでも」性をそぐもので、日本政府の目指すユビキタス社会の発展という視点で言えば、逆に一歩バンコクの近代化が遠のいたと言えなくもない。バンコク市が目指すべきは、屋台の消滅ではなく、屋台の衛生化、近代的屋台システムの開発促進、ではなかったろうか。
物乞いが消え、屋台が消え、バイクタクシーが消えてしまうバンコクには、交通渋滞のみ残り、庶民にとっては綺麗だが暮らしにくい街になっていくのでは、と不安になってしまうBlue Mondayであった。

象とヘリコプター

たまたま、今日、観光客の事故の記事が２つ目に止まった。

ＮＹで観光ヘリ墜落、１人重体
転落事故：タイ観光の日本人４人がゾウから

そうですよ、どうせ先進国アメリカはヘリコプターで途上国タイはゾウですよ、と無意味にイジけるワシがいる。