Entry窓スクロール禁止運動はつらいな。ダイエットみたいだな。まだ食い足りないので、続けて(2)を書くぞ。まだバンコク貸しビデオ業界の背景すら説明していないのに(1)が終わってしまったじゃないか。
早速本題。そもそもバンコクの日本人向け貸しビデオ屋の扱い商品は、日本の民放テレビ番組の違法コピー物なのだ。日本で誰もが見ているドラマとかバラエティ番組だとかを約10日遅れでダビングして有料で貸し出す、というもの。だからこの違法事業業者を違法ユーザーがネット上で説明するのは本当はビクビクものだが、こちらでは駐車違反なみに堂々とはびこっているので果敢にも書いてしまおう。日本人の多い世界の主要都市にはどこにもあるサービスだし。
つまり、人気テレビドラマはバンコクではバックナンバーも含めいつでも楽しめる。
我が家のようにテレビ大好き家族には涙が出るほど嬉しい違法サービスなのだ。日本では留守録忘れとか、くそ野球中継の延長とか、急な来客での視聴中断とか、見逃して涙を飲んだ経験が数知れないが、こちらでは見逃しが無い。感動したドラマをもう一度1話目から最終回まで一気に半日ぶっ続け視聴も可能だ。(これはレンタルビデオ「ピュア」のサービス。全話でレンタル料1500円也)
ちなみに私が今クールでハマっていたドラマは、「伝説のマダム」「あなたの人生運びます」「ムコ殿」「ダイヤモンドガール」「マルサ」「HOTMAN」「きみはペット」くらいかな。そう、こちらではCocoonはいらないのよ。しかし、もしCocoonを光で繋いだらもう、日本に住まなくてすむなぁ。あるいは、Cocoon使って数件あるバンコクの違法貸しビデオ屋全店にマスター素材の卸売り業者やろうかなぁ。彼らは皆家内制手工業だからなぁ。いやいや、キケン、キケン。違法ユーザーにはなっても違法業者になってはいかん。でも、なにかそんなところにビジネスチャンスがあるのかもしれない(あ、百式的文章…)。
というところで、今回も「TAKUHAIビデオ」vs「びでおやさん」の戦いには行き着かず終わってしまった。次回はいよいよ、内偵調査、違法貸しビデオ屋のビジネスモデルに迫る。(続く…って次はいつだろうなぁ)
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