常夏のバンコクにもまたクリスマスは来る。いや、ほとんどもう来た。
年末年始休みは1日か2日だし、12月後半にググッと雪なんかもちらついて盛り上がるクリスマス、というようなものはない。しかし息子の行く幼稚園は12月中旬から早々とTerm Breakとなるし、もともと季節感がないのだから、12月の頭に早くもあちこちでクリスマスイベントが行われる。うちもすでに3つこなし、最後に13日にアパートのプールサイドクリスマスパーティで一応クリスマスイベントを終える。プレゼントは13日のパーティ会場で本物のサンタクロースが手渡しくれるのですでにサンタに預けてある。25日にやることは、クリスマスツリーの片付けくらいしかない。
まず、12月5日の国王誕生日にクリスマスディナークルーズ同窓会があった。毎年恒例で大学の同窓生が家族含めて100人弱集まって船を貸しきって、花火を見ながらディナークルーズする、というものだ。そういえば昨年のも紹介していたな。あれから1年も経っちゃったか。
久々に写真を付けるが、うまく撮れてないのばかりなので勘弁してね。ガジェット王子、Digital Bear的に書くと、Sony CybershotSmart Zoom DSC-P72で撮影した。ちなみに妻のために写真の縦横比を若干変えていることに花火の形で気づく人はいるだろうか。
さて、次は息子の幼稚園のクリスマスパフォーマンス、いわばクリスマス学芸会ですな。毎年、園庭に特設ステージを作り、日差しガンガンの中サンタやトナカイの着ぐるみで走り回る役の子供もいて少々かわいそう。肝心のパフォーマンスの際にはビデオ撮影に集中していたので、この写真は息子のステージが終わって疲れて部屋に戻るところ。衣装は、悲しくもパジャマ。息子の役は朝起きたらプレゼントが枕元にあって、大喜びする少年C。思えば、昨年は舞台に上がるなり見事に泣き出して、脚光を浴びたのだが、今年はせりふはないが英語の歌をちゃんとみんなで3曲ほどごまかしながら歌っていた。この1年でよくぞここまで成長したぞ、えらいえらい。しかし晴れの姿の衣装がパジャマとは、脚本を書く先生もちょっと記念写真のことを考えてもらいたいもんだなぁ。
そしてもうひとつ、タイ在住の英国人のクラブ、British Club主催のクリスマス特別パフォーマンス、「Aladdin」を見に行った。幼稚園がお勧めするので、行ってみた。なぜ、クリスマスにアラジンなのか、なぜBritish Clubなのか、腑に落ちない点もあるが、チケットが売り切れるぞ、と脅されて買ってしまった。1時間半の公演は4歳児にはちょっと辛そうだったが、一応、面白かった、と本人も言うのでよしとしよう。写真では、煙になってランプに吸い込まれる直前の青いアラジンの向こう側でそっぽを向いているのが息子である。
まぁ、かたやバンコク日本人会の主催するクリスマス特別盆踊り大会もどっこいどっこいに説得力も魅力もない催しだが、こちらは行くのはやめにした。
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