Tokumo Bangkok Times - 地上の楽園！ タイ・バンコクで吠える

バンコク貸しビデオ屋事情（最終回）

大変、大変。ぼけっとしているうちに前の書き込みから３週間以上もたってるじゃないか。ビデオ屋事情もそろそろ結末を迎えなければ。
私の愛用するキッチュな「びでおやさん」の変わった契約形態を早速説明しよう。
1)１ヶ月３０本として月極め契約をして1000バーツ（約3000円）を先払いする。
2)店舗はないに等しく、商品発注は電話かファックス、商品と最新カタログは宅配。
3)1ヶ月内のレンタル本数が30本を越えなければ何日間借りててもよい。
4)1ヶ月内のレンタル本数が30本未満の場合、その差分を翌月の本数に繰越可能。
5)1ヶ月たたぬうちに31本目を借りたい場合、その日から新たな1ヶ月30本のカウントを開始する。
6)お支払いは商品宅配スタッフに月1回現金払い。

バンコク貸しビデオ屋事情（3）

さて、かなやんさんの声援に勇気づけられビデオ話その３に順調に突入する。
　もっとも標準的なバンコクの日本人向け貸しビデオ屋の商売の手口を紹介しよう。
まずどこも年会員制。会費は約1500円程度。レンタル料は1泊2日で60円、7泊8日で180円程。大体日本人向けスーパーの周りにある。日本のレンタルビデオ屋と違い、扱い商品が日本では一過性のテレビ番組なので理論上は毎日商品が入れ替わる。約10日前の日本の放映番組が入荷する。しかし、どこも商品入れ替えは1週間に1回としている。マザーテープの空輸を1週間分まとめて行っているからだ。さらに商品カタログも必要なのだが、これも1週間に1回発行される。A３二つ折りの両面モノクロコピーで100本弱の新入荷番組がリストされている。なぜかどの店も毎週木曜日に入れ替える。当地印刷の読売新聞に同封している店もある。どの店も依頼すればファックスしてくれる。これを見たり、店頭に行って借りるビデオを選ぶのだ。

バンコク貸しビデオ屋事情（２）

Entry窓スクロール禁止運動はつらいな。ダイエットみたいだな。まだ食い足りないので、続けて（２）を書くぞ。まだバンコク貸しビデオ業界の背景すら説明していないのに（１）が終わってしまったじゃないか。
早速本題。そもそもバンコクの日本人向け貸しビデオ屋の扱い商品は、日本の民放テレビ番組の違法コピー物なのだ。日本で誰もが見ているドラマとかバラエティ番組だとかを約10日遅れでダビングして有料で貸し出す、というもの。だからこの違法事業業者を違法ユーザーがネット上で説明するのは本当はビクビクものだが、こちらでは駐車違反なみに堂々とはびこっているので果敢にも書いてしまおう。日本人の多い世界の主要都市にはどこにもあるサービスだし。
つまり、人気テレビドラマはバンコクではバックナンバーも含めいつでも楽しめる。

バンコク貸しビデオ屋事情（１）

いや、しかし、日が経つのは早い。やれ、久々の日本出張だとか、幹部社員や中堅社員の辞職だ、とかでワイワイやっていたら、いつのまにか最後のこのblog書き込みから2週間以上空いてしまった。ボクってほんとにキー無精。仕事でのメールはどかどか書いているのに、自分のblogとなるとついついサボってしまうのよね。
　今日は久々に10時くらいにカーちゃんも子供と一緒に寝入ってしまい、貸しビデオも今うちにあるものは全部見てしまったし。寝るまでぽっかり時間が出来てしまった。そうだ、最近Blog忘れてたぞ、という次第で今、キーを叩いています。
　最初はタイ語のお勉強の話を書こうと思ったんだけれど2-3行前に「貸しビデオ」と打った瞬間に、今日はバンコクの貸しビデオについての話にしよう、と急に心変わりした。さらにまたちょっと長くなりそうなので突然（その１）にする事にした。