世の中にいろいろわからないことは多いが、マイクロソフトのWindows XPのアクティベーションというのが今週の私のワカラン大賞だった。
長いぞ、今日は。
話は今から121日前から始まる。日本から持ってきた私のPCはもともとWindows Meだったのだが、いろんな怪しいフリーソフトやベータ版などをどかどかインストールしていくうち、エラーが多くてうっとうしくなった。そこで、さすがにもうXPに変えようバンコクの秋葉原(ポンティッププラザ)に行き、Windows XP Home Editionを買った。200バーツ(540円くらい)だったので、やはりタイは物価が安いな、と思った。パッケージも最近のマイクロソフトはコスト削減のためカラーコピーですましているのか、と思った。店のあんちゃんに、ホントにこれちゃんと使えるんだよね、日本語も出るよね、とか念押しはしたが、あくまでも純正品であると信じて買った。
そして無事インストールして快適なXPライフが始まり、何事もなく115日が過ぎた。
ところがつい先日、いつものようにPCを立ち上げて、いざログインボタンを押すと見慣れぬダイアローグが出てきた。「あなたは5日以内にXindowsをアクティベートしなければ使えなくなりますよ。アクティベートしますか?」と聞かれた。あれれ、なんだろうこれは。5日たつとどうなるんだろう?と思いつつ「またいずれアクティベートする。」を押してその日は過ごした。翌日、今度はきちんと4日以内に、となっていた。そうか、マイクロソフトはやはり本気でやる気か、とちょっとびびった。ならば今週はなるべくPCに電源を入れないようにして、なるべく長生きさせよう、その間に対策を考えよう、と思った。
しかしそれは甘かった。インストール後きっちり120日目に立ち上げてみると「もう期限は過ぎてんだよ、アクティベートしない限り使用禁止だぜ、と一歩たりともログインさせてくれない....。